「NAVITIME」、EZナビウォーク、EZ助手席ナビなど、通信サービスの国内有料会員数が400万人を突破したナビタイムジャパン。ブースでは、現在の同社サービスを一堂に展示した。
海外版のトータルナビゲーションNAVITIMEは、米国、欧州、オーストラリア、シンガポール/マレーシアで提供中。さらなる地域拡大にも力を入れており、Brackberryなどスマートフォン向けのナビゲーションサービスを紹介した。
ケータイナビの「NAVITIME ドライブサポーター」は、7月に機能追加した『渋滞予測』サービスを大々的に紹介。渋滞予測は、VICS情報のログを活用して、指定した出発/到着日時に合わせた渋滞を避けるルートの検索、全国の高速道路や一般道の渋滞予測の表示などが可能となる。また、目的地までの渋滞を予測した所要時間をグラフで表示するため、利用者は「何時に出発すればよいか」が分かり、ドライブを効率化できる。
開発をアナウンスしているWND(Wireless Navigation Device)についてはWILLCOM D4ベースのデモ機を登場させた。「地図データはローカルに保存し、通信モジュールを内蔵させた端末を登場させる。地図の差分更新やオンラインコンテンツも展開する予定」(説明員)とのこと。ただ、現状では具体的なリリース時期や通信キャリア、スペックなどは発表できる段階にはないという。
なお、NAVITIMEは前日の「ATTTアワード」でカーライフコンテンツ部門の優秀賞を獲得した。