トヨタ自動車は20日、新型ハイブリッド車『SAI』を発表した。同車は5月に発売した新型『プリウス』、7月発売の高級ブランド、レクサス『HS250h』に続く3車種目のハイブリッド専用車になるが、特に環境への配慮を徹底した。その典型的な例が、植物資源が原料のエコプラスチックの大量使用だ。室内表面積のなんと約60%に採用した。さらに、リサイクル材も積極的に使用した。しかし、エコプラスチックは通常のプラスチックよりもコストが高い。トヨタ関係者によると、「エコプラスチックを普及させるために、あえて多く使った。採算を度外視した面もある」という。トヨタは1997年に初代『プリウス』を発売したときも、ユーザーに購入してもらうために、採算を度外視して価格を設定した。それが今では同車がエコカーの代名詞になっている。今度はエコプラスチックが同じような道をたどるかもしれない。
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