三菱ふそうトラック・バスは15日、大型トラック、ふそう『ファイター』のギヤシフトユニットに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2003年9月17日 - 09年6月10日に製作された1080台。
機械式自動変速機のギヤシフトユニットの呼吸ホースの構造が不適切なため、ホースから水が侵入してギヤシフトユニット内部に錆が発生し、モーター等が固着してシフト不能になるおそれがある。
全車両、呼吸ホースを対策品に交換するほか、ホースの接続コネクタ内部に錆があるものは接続コネクタを新品と交換し、ギヤシフトユニット内部を点検する。点検の結果、錆があるものはギヤシフトユニットを新品と交換する。
不具合発生件数は4件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。