国土交通省自動車交通局は一般から自動車安全シンポジウムの参加者を募集している。
このシンポジウムは自動車安全対策の推進のために同省が開催するもので、今年で10回目を迎える。10月29日、東京モーターショーの開催に合わせ、会場となる幕張メッセで実施する。「今後見込まれる新たな自動車と安全対策 - エコカーやパーソナルモビリティなどの普及を見据えて」がテーマだ。
シンポジウムは、講演とパネルディスカッションの二部構成。第一部は、同局島雅之国際業務室長を含めて4人の専門家が壇上に立つ。島氏は「車両安全対策の現状と課題」について話す。
第二部は、第一部の講演者に、東京モーターショーの主催である日本自動車工業会の専門家らを交えたパネルディスカッション。一般の参加者にも、この議論の中で、質問や意見を求める予定。
『セグウェイ』、『i-REAL』、『U3-X』など、今までは考えられなかった乗り物が続々開発されている。これら自動車の概念には収まらないパーソナルモビリティは高齢社会に対応し、増えることが予想される。近未来、こうしたモビリティの登場によって変わる交通環境と、変化に伴って発生する様々な課題について、自動車社会で必要となる安全対策について議論する。
参加希望者は、郵便、電子メール、ファックスのいずれかの方法で問い合わせ先へ申し込む。締切は10月23日。定員は450人。参加者には東京モーターショー・シンポジウム会場への入場券が発送される。
問い合わせ先
シグマコミュニケーションズ「自動車安全シンポジウム係」
電話 03-6431-9936(平日10時 - 17時)
電子メール jidoushaanzen@smet.jp