ポルシェは8日、ドイツ・シュツットガルトに新しい塗装工場を建設すると発表した。新工場は2010年初頭に完成する予定だ。
新塗装工場は、ツッフェンハウゼンの本社工場敷地内に建設。世界最先端の設備を導入し、最も環境に優しい塗装工場を目指して建設が進んでいる。
新工場のハイライトが100%防塵構造の塗装ルーム。高い塗装クオリティを実現するとともに、空調システムなどが発生するCO2排出量も削減させた。また最先端の排気システムを導入。巨大な煙突をなくして、周囲の環境にも配慮している。
この塗装工場は2010年初頭に完成する予定。完成後は2シフト体制で、1日170台の『ボクスター』や『911』の塗装を行う。
ポルシェのWolfgang Leimgruber生産&物流担当取締役は、「新塗装工場はポルシェの高品質を象徴する施設となる」と自信を見せている。