ホンダは9日、クラス最大級の室内空間を確保し、3列目床下格納シートにより使い勝手を向上、さらにセグメントトップ水準の燃費性能を実現した新型『ステップワゴン』を発表した。「ステップワゴン」「ステップワゴン福祉車両」を同日、「ステップワゴン・スパーダ」「ステップワゴン・スパーダ福祉車両」を23日に発売する。4代目となる新型ステップワゴンは、「みんなの楽」=“皆楽”をキーワードに、ホンダ独自の低床・低重心パッケージをベースとし、家族みんなが楽しく、楽に移動できるクルマを目指して開発した。2.0リットル「i-VTEC」エンジンとトルクコンバーター付CVTの組み合わせにより、スムーズな走りと14.2km/リットルという燃費性能を両立。ホンダによると14.2km/リットルという数字は、ステップワゴンの属する市場クラス(5ナンバー2.0リットルクラス、全高1800mm以上、8人乗り)ではトップ。また、エンジンやトランスミッションなどを燃費優先に制御する「ECONモード」や、エコ運転度をリアルタイムに把握できる「コーチング機能」などにより、低燃費運転を多面的に支援する「エコアシスト」を装備し、実用燃費の向上にも貢献する。エクステリアデザインは広く快適な空間を動きのあるスクエアフォルムで表現した。低床・低重心パッケージをベースに、全長を50mm、全高を45mm拡大することで、室内高1395mmとゆとりある室内空間を実現した。また開放感と広さ感を高めるため、全周にわたりガラスエリアを拡大し、さらに世界最大級のガラス面積のスカイルーフを採用した。価格はステップワゴンが208万8000円(G/CVT/FF)から345万8000円(Li/5AT/4WD)、ステップワゴン・スパーダが245万8000円(S/CVT/FF)から359万8000円(Zi/5AT/4WD)。売れ筋は「ステップワゴンG・Lパッケージ」(CVT/FF)あたりか。
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