フォルクスワーゲングループジャパンは7日、VW『ゴルフトゥーラン1.4/103kW』など計11車種の自動変速装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年11月5日 - 2009年6月17日に輸入された3010台。
自動変速機のクラッチ温度センサーで、製造時の配線のかしめが不十分なため、エレクトロニックコントロールユニットに誤信号が送られて、油温異常していると誤診断され、フェールセーフ機能が働いて走行不能になるおそれがある。
全車両、自動変速機の制御プログラムをエレクトロニックコントロールユニットに内蔵されたギヤボックス油温センサーを用いたプログラムに更新する。
不具合発生件数は6件で、市場からの報告で発見した。事故は起きていない。