電子地図市場、回復は2010年度以降に…矢野経済

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矢野経済研究所は、電子地図市場に関する調査を実施し、その結果をまとめた。 

それによると、2008年度の電子地図市場規模(ベンダ出荷額ベース)は492億4000万円だった。2006年度が492億6000万円、2007年度が519億6000万円と推移してきたが、2008年度は前年度比5.2%減と大幅なマイナス成長となった。主な要因としてはこれまで電子地図市場を牽引してきたカーナビ/PND分野が2008年度央から出荷が落ち込んだため。

2008年度からGIS(地理情報システム)分野の民間需要が低迷した関係もあり、2009年度の全体市場規模は引き続き下落傾向で推移する見通しで、487億5000万円と予測する。
 
2010年度以降はGIS分野の回復、カーナビ/PND分野の伸びで、市場規模は回復傾向となり、2010年度503億5000万円、2011年度519億円と予測する。
 
電子地図市場は今後もカーナビ/PND分野向けが主軸になる見込み。同分野では今後、渋滞予測などの情報提供が求められることから、純正ナビを中心とするカーナビとクルマの連携が進み、現状より高精細な地図のニーズが高まるため、地図データベースの価格が高額化していく見込み。これに伴い、電子地図の市場規模は更に拡大すると予測している。
《レスポンス編集部》

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