シムドライブ設立…技術標準化で電気自動車を普及

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電気自動車の普及を目指し、電気自動車の駆動システム、プラットフォームの技術開発・提供を行なうシムドライブ社が20日、設立され、24日に報道発表会を行なった。2013年に単価150万円、年10万台の電気自動車の普及を目標にしている。

シムドライブ社は、慶應義塾大学環境情報学部の清水浩教授が開発した電気自動車技術に基づいた「SIM-Drive」(Shimizu In wheel Motor-Drive、シムドライブ)を搭載した電気自動車の普及をめざす。所在地は東京都千代田区、資本金は4400万円。

シムドライブは、インホイールモーター、インバーター、電池からなる駆動系と、これを搭載するプラットフォームからなる。これらの構成コンポーネントおよび総称をシムドライブとよぶ。清水氏はインホイールモーター型の電気自動車『エリーカ』などをすでに開発している。

シムドライブ社は、自らが電気自動車の製造や販売を行なうのではなく、電気自動車や電気自動車の部品を製造する企業と広く提携し、シムドライブの技術を提供していく。先進技術をオープンソースとして、そして世界標準として早急に普及させる。清水氏は「まずモーターの仕様、とくに寸法の標準化をめざす」とする。

提供先企業には製品価格の1%ていどをパテント料として課し、年限を区切って無料にする、オープンソースに近い思想で、電気自動車の普及を図る。

出資者(株主)はベネッセコーポレーション代表取締役会長兼CEOの福武總一郎、クリーンクラフト、ガリバーインターナショナル、ナノオプトニクス・エナジー、ベネッセコーポレーション、清水氏、丸紅、慶應義塾大学。

役員は取締役会長に福武氏、代表取締役社長に清水氏、取締役に羽鳥兼市氏(ガリバーインターナショナル代表取締役会長)、藤原洋氏(ナノオプトニクス・エナジー代表取締役社長)、福武英明氏(efu取締役)、顧問に出井伸之氏(クオンタムリープ代表取締役)、村井純氏(慶應義塾大学環境情報学部教授)、高野正氏(慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)が就任する。

今後、第1フェイズとして、シムドライブを搭載した電気自動車の普及の方法について検討、具体化を行う。第2フェイズとして、標準化事業および先行開発車共同開発事業、第3フェイズとして製造サポート事業、教育事業などを目指す。2013年に単価150万円、年10万台の普及を目標にしている。
《高木啓》

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