【D視点】高級オーディオブランド…ジャガー XF

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老獪な戦略を垣間見る

2007年デトロイトモーターショーで発表されたジャガーのコンセプトカー『C-XF』の量産型としてXFは展開されたが、最近発表された新型『XJ』を見ると、ジャガーの老獪な戦略を垣間見たような気がする。新型XJのデザインは、XF以上にC-XFに近いのだ。

C-XFは、XFのコンセプトカーというよりも、XFとXJとを世間に認知させるためのプロモーションモデルのように見える。XFは継子ではなく、ジャガーのトップモデル新型XJの妹であり、古いジャガーからの決別の露払いとして登場したと考えれば筋が通る。

新型XJのCピラーからテールランプに続く形を見ると、その美しさはジャガーの新たな伝統としてユーザーを説得できるデザインの強さを感じさせる。XFと新型XJとは、束ねられた2本矢となり、ジャガーの新ラインアップを確固たるものにする。将来3本になって、さらに強度が増す可能性もある。

世界最安のクルマ『ナノ』で注目を集めているインドのタタ・モーターズが、フォードに代わってジャガーの親会社になったニュースは、クルマ好きを驚かせた。しかし、イギリスとインドとは、昔から、良くも悪くもお互いを熟知しており、お互いに良きパートナーとして期待できそうだ。

《松井孝晏》

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