TCM、国内販社を集約、生産工場も統合

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TCMは24日、国内販売会社10社を1社に集約し、生産工場を統合すると発表した。

現在の国内販売連結子会社10社を統合し、業務の標準化、情報の共有化による経営資源の効率化を図る。多様な顧客ニーズに適合した商品開発、営業拠点の展開、新規顧客の開拓などに経営資源の再配分を行うことで強固な販売・サービス体制の確立を目指す。

10社の統合は10月1日の予定で、近畿TCMを存続会社とする吸収合併方式で、他の9社は解散する。存続会社となる近畿TCMは、合併後「TCM販売」に社名を変更する予定。
 
また、生産工場の統合では、現在、竜ヶ崎工場(茨城県)、壬生工場(栃木県)の2工場でホイールローダの開発・生産を行っているが、すべて竜ヶ崎工場に集約し、製品開発期間の短縮、資材調達の一元化、生産性の向上、在庫圧縮などを図る。壬生工場は閉鎖し、従業員については、グループ内で再配置する予定。

《レスポンス編集部》

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