【新聞ウォッチ】ホンダ、伊東新社長「利益追求よりも光り輝く会社に」

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気になるニュース・気になる内幕...今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年7月14日付

●8.30衆院選首相表明(読売・1面)

●ホンダ新HV来年2月発売(読売・8面)

●ヒヤリ防止昼もライト、福島・郡山署、ハイブリッド車対策(読売・31面)

●スカイラインにSUVの味付け、日産、新型発売(朝日・10面)

●タクシーに電気自動車、松山で国内初来月にも(東京・8面)

●日産、中国で2割増産、ホンダも設備増強最大市場で事業拡大(日経・1面)

●マツダ、タイの新工場完成、フォードと合弁(日経・11面)

●三洋、カーナビ増産、携帯型ETC割引追い風に(日経・11面)

●GSユアサ、公募増資で370億円調達、環境車向け電池工場建設(日経・15面)

ひとくちコメント

ホンダの伊東孝紳社長が就任後初めて一部のマスコミ媒体とのインタビューに応じた。きょうの各紙が取り上げているが、「フィットHV、10年投入」(朝日)など、話題は「今後、ハイブリッド車を四輪事業の大黒柱に育て上げること」などに集中した。

ただ、ホンダの新社長会見は、先に行ったトヨタ自動車のような300人近い報道陣を集めてのオープン型式でなく、新聞、雑誌などメディアごとに数回に分かれて実施されたため、媒体によっては会見の内容が微妙に違っているのも面白い。

例えば、筆者も出席した雑誌関係者との質疑応答では現在凍結中の埼玉県の寄居新工場の対応などについての具体的な質問も出て、伊東社長は「しかるべき時に凍結を解除する方向で指示している」と考えを述べた。

また、伊東社長の退任時に「ホンダはどんな会社になっているのが理想か」との質問には「みなさんから『さすがだね』と言われるように光り輝いている会社にしたい」と抱負を語った。

「どん底からスタート」したトヨタの豊田章男新社長に比べると、わずかだが黒字決算での発進のせいか、伊東新社長のほうは、新型車の前での写真撮影にもポーズをとりながら気軽に応じるなど明るい表情で初会見に臨んでいたのが印象的だった。

《福田俊之》

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