マツダとフォード、合弁によるタイの新乗用車工場が完成

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マツダとフォード、合弁によるタイの新乗用車工場が完成
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マツダは13日、フォード・モーター・カンパニーとの合弁事業であるオートアライアンス・タイランド(AAT)の新乗用車工場が完成したと発表した。

AATは7月13日午後、新乗用車工場の完成にともないタイ・ラヨーン県のイースタン・シーボード工業団地にある新乗用車工場で式典を開催した。式典には、タイのマハー・チャックリー・シリントーン王女殿下、小町恭士駐タイ・日本国大使、エリック・ジョン駐タイ・アメリカ合衆国大使も出席した。

新工場の完成でAATの年間生産能力は27万5000台(CKD含む)に拡大、今後マツダの『デミオ』(海外名=『Mazda2』)とフォードの『フィエスタ』をタイ国内市場向けとアジア大洋州地域に向けに生産する。

現在AATでは130を超える市場に向けてAAT製のピックアップトラックを輸出しており、今後乗用車も本格生産する。

マツダの山木勝治副社長は「新乗用車工場はマツダのグローバル戦略上、非常に重要な生産拠点となる。この工場にフレキシブル生産技術を導入するなど、AATの品質、安全、環境対応レベルを飛躍的に向上させた」と述べている。

新乗用車工場には、最新の生産技術やシステムを導入したプレス工場、車体工場、最終組立工場を建設した。また、ピックアップトラックと乗用車の生産に対応する新塗装工場には、環境に優しいスリーウェットオン塗装システムを採用。この塗装システムは揮発性有機化合物と二酸化炭素の排出量を大幅に削減しながら塗装品質も改善する。

《レスポンス編集部》

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