NEXCO西日本(西日本高速道路)関西支社は、現在14の料金所のETCレーンで行っている通過速度の抑制対策を7月13日から関西支社管内全ての料金所で実施すると発表した。
ETCレーンの通過速度の抑制対策は、開閉バーの開くタイミングを遅らせることで、
関西支社管内全126料金所のうち14の料金所で実施してきたが、抑制効果がNEXCO西日本・関西支社では得られたとのことで、全料金所で実施することとなった。
ETCカードと道路会社のETC機器との通信が行われない場合に、ETCレーンに設置している電光表示板に「STOP 停止」が表示され開閉バーが開かない。このとき、ドライバーが表示を認識し開閉バーの手前で停止できる速度が20km/hと考えているのが、ETCレーンの通過速度を20km/h以下としている理由である。
NEXCO西日本・関西支社は、道路上に横断幕を張ったり、ラジオなどの媒体で今回の対策を告知していくとしている。