5月30日未明、大阪府住吉区内にあるJR阪和線の踏切で、踏切を進行していた2人乗りバイクの後部座席から37歳の男性が転落。直後に進行してきた列車にはねられる事故が起きた。男性は両足首を切断する重傷を負った。
大阪府警・住吉署によると、事故が起きたのは5月30日の午前0時25分ごろ。大阪市住吉区杉本付近にあるJR阪和線の踏切で、踏切を進行していた2人乗りバイクから、後部座席に同乗していた37歳の男性が転落した。
男性は下り線近くに転落。バイクを運転していた29歳の男性が救出しようとしたが、直後に下り区間快速列車(天王寺発/日根野行き、4両編成)が接近。列車の運転士は線路上に倒れる男性の存在に気づいて非常ブレーキを使用したが、減速が間に合わず、そのまま男性をはねた。
男性は近くの病院に収容されたが、両足首を切断する重傷。警察では負傷した男性がどのような経緯で転落に至ったのか、バイクの運転者から当時の状況について事情を聞いている。