GM 破産…スズキ、債権取り立て不能のおそれ

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スズキは2日、ゼネラル モーターズ(GM)が米国現地時間で1日付けで連邦破産法第11章の適用を申請したことに伴い、GMおよびGM関係会社に対する債権の取立不能または取立遅延のおそれが生じたと発表した。

GMカナダの子会社で、スズキが49.99%出資する合弁会社カミオートモーティブに対し、売掛債権が2億円、出資額(帳簿価額)が41億円、債務保証額が381億円。GM子会社のGMエスパーニャに対し、スズキ子会社の売掛債権が58億円。その他、GM関係会社に対しては、売掛債権が40億円、貸付金190億円、スズキ子会社の売掛債権が4億円、としている。

スズキは、同社の経営への影響は限定的としながらも、今後GMの再建手続きを通じて対応を図るとしている。

《宮崎壮人》

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