全体相場は3日続伸。米国市場の急反発、4月の鉱工業生産指数の大幅上昇などから市場センチメントは改善。平均株価は71円高の9522円と2008年11月以来約7か月ぶりに9500円台で取引を終えた。
もっとも、5月決算の海外ファンドにまつわるお化粧買い、との見方も多く、むしろ上値の重さが改めて印象付けられた。円相場の落ち着いた動き、相場の上昇を背景に、自動車株は全面高。
トヨタ自動車が前日比10円高の3810円、日産自動車が10円高の571円と続伸。軒並み高の中にあって、ホンダが35円安の2750円と反落した。