豊田自動織機は、造船業での船体製造などに使用されている「高所作業車」の9.9mタイプと12mタイプの2機種をモデルチェンジし、5月27日から発売した。
新商品は、従来車よりも車高を低くし、小旋回テールを採用するなど、機台のコンパクト化を図りながら、天井が低い現場や旋回スペースが限られた現場での作業性の向上を図った。
また、バスケットの支柱位置を下面から側面に変更することで、地上からバスケットまでの高さを低減し、バスケットへの乗降性を向上した。ノンストップ作業範囲制御の採用により、作業範囲規制で停止することなく、使用頻度の高い高揚程部分の作業範囲を拡大した。HST方式の採用で、微速操作と滑らかな加減速制御を実現し、走行操作性の向上を図った。
価格はオープン価格。