VW、エンジンシンポジウムで2つの新エンジン公開

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フォルクスワーゲンは8日、ドイツで開催された「第30回ウィーンエンジンシンポジウム」で新型『ポロ』と『ゴルフ』用のエンジン2機種を披露した。6月にドイツで販売がスタートするポロと、2009年モデルのゴルフに搭載される高性能かつクリーンなエンジンだ。

このエンジン2機種は、フォルクスワーゲンの最新エンジンの特徴であるダウンサイジング(排気量の縮小)理論を導入。ガソリンは直噴1.2リットル直4ターボの「TSI」(105ps)で、直噴技術とターボチャージャーの組み合わせにより、小排気量でも十分な性能を実現した。

とくに17.85kgmの最大トルクを、1500rpmという低回転域で発生する点は注目できる。アルミクランクケース採用による軽量化や、新燃焼システム導入による効率化が、パフォーマンスとエコの両立に貢献している。

ディーゼルは直噴1.6リットル直4ターボの「TDI」。最大出力は75ps(ポロ専用)、90ps、105psの3種類のチューニングがある。モジュラー構造の採用により、フォルクスワーゲンの将来の4気筒ディーゼルの基本となる柔軟性も備えたユニットだ。

このディーゼルの技術的ハイライトは、高性能なパーティキュレートフィルターと最新の酸化触媒コンバーターにある。排出ガス性能はユーロ5に適合するクリーンさだ。

フォルクスワーゲンのエンジン開発責任者、Jens Hadler氏は「2つの新エンジンは、CO2削減と燃費向上への真摯な取り組みの成果」とアピールしている。

《森脇稔》

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