新聞配達用のバイク同士が衝突、逃げた男を逮捕

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千葉県警は24日、今月22日に千葉県柏市内の市道で重傷ひき逃げ事件を起こしたとして、34歳の新聞配達員の男をひき逃げ容疑で逮捕した。新聞配達用バイクを運転中、別の新聞販売店のバイクに衝突。そのまま逃走していた。

千葉県警・柏署によると、事故が起きたのは22日の午後3時35分ごろ。柏市東山付近の市道を65歳の女性が新聞配達用の原付バイクで走行していたところ、交差道路を右方向から進行してきた別の新聞販売店のバイクと出会い頭に衝突した。

女性は右足の指を骨折する重傷を負ったが、相手方のバイクに乗っていた男は「新聞配達を続けなくてはならない」として、連絡先を言い残してその場を立ち去った。女性が後に男が勤務する新聞販売店に連絡を取ったところ、所在不明になっていることが判明したため、警察に届け出た。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。男の自宅近くで張り込みを行っていたところ、24日未明に帰宅。任意同行を求め、同署で事情聴取を行った結果、事故後に逃走した事実を大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で逮捕している。

調べに対して男は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているという。警察では男が業務目的で日常的に無免許運転を繰り返していたとみて、新聞販売店の関係者からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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