気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年4月22日付
●クライスラー瀬戸際、再建計画期限迫る「清算を」強硬論浮上(読売・8面)
●ヤナセ、販売縮小検討、クライスラーとボルボの新車(読売・8面)
●GWは海外、日航、全日空予約好調(読売・35面)
●ボーナス6割減、トヨタ、管理職9000人対象(朝日・10面)
●「輸入車に誤解招く」輸入組合買い替え策に抗議へ(朝日・11面)
●エコカー電池、4陣営が開発競争、命運握る「低価格化」(産経・10面)
●パイオニアに公的資金、新制度活用政府が検討300億円出資軸に(日経・1面)
●ホンダ、営業益1500億円に、前期円安・中国需要で上振れ(日経・1面)
●環境車、中国で普及加速、上海モーターショー各社相次ぎ投入計画(日経・9面)
●日野自動車、最終赤字618億円、前期(日経・15面)
●「1000円ドライブ」案内本、昭文社高速値下げに対応(日経・31面)
ひとくちコメント
経営不振のパイオニアが公的資金で一般企業を支援する政府の新制度を活用し、日本政策投資銀行に300億円前後の出資を要請する方針という。 きょうの日経が1面トップで報道、産経や東京なども取り上げている。
それによると、パイオニアはカーナビやテレビなどで優れた製品を相次いで投入してきたが、世界的な消費不況で、2005年3月期から連続で連結最終損失を計上。09年3月期には1300億円程度の巨額の連結最終赤字となった模様。
政府による異例の危機対応策が本格的に動き出すが、パイオニアのほかにも日立製作所なども出資要請を検討中という。