自工会、春の交通安全キャンペーン…全席シートベルト着用など訴え

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日本自動車工業会は、4月6日から5月6日までの間、春の全国交通安全運動と連動し、「自工会・2009年春季交通安全キャンペーン」を実施する。

自工会では、政府の2012年までに交通事故死者数を5000人以下とする目標や今後10年間を目途に、交通事故死者数を2500人以下とするという新たな政府目標を踏まえ、車両安全装備の拡充などの車両安全対策、広報・啓発活動など幅広い交通安全活動に積極的に取り組んでいる。春季交通安全キャンペーンは、こうした交通安全活動の一環として実施し、安全で快適な交通社会の実現に向けて寄与する。
 
昨年6月から後席でのシートベルトの着用が義務化されたが、一般道における運転席95.9%、助手席89.2%に比べ、後席は30.8%と依然として低いシートベルト着用率となっている。キャンペーンでは、後席のシートベルト非着用者の致死率は着用者の約3倍である実態からも、後席でのシートベルト着用促進の徹底を呼び掛ける。
 
また、昨年の二輪車乗車中死者990人の内、原付では34.8%の147人が、自動二輪では25.0%の142人がヘルメット脱落ありとなっている。脱落の原因の多くがあごひもの不締結か、緩めの締結であることから、ヘルメットの正しい着用の徹底を訴求する。
 
このほか、サブテーマとしてドライバー、二輪車ライダーに自転車への注意喚起を呼び掛ける。

《レスポンス編集部》

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