新日石、バイオガソリン本格販売へ 6月1日から

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新日石、バイオガソリン本格販売へ 6月1日から
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新日本石油は2日、6月1日より、約1000か所のENEOSサービスステーション(SS)で、バイオガソリンの販売を開始すると発表した。

石油業界では、政府が京都議定書で公約した温室効果ガス削減目標の達成に協力するため、2010年度のバイオガソリン本格導入を計画し、2007年度から2年間にわたりSSにおけるバイオガソリン販売の実証事業を行ってきた。同社もこの実証事業に参加し、2007年度には13か所、2008年度には30か所のSSでバイオガソリンの試験販売を展開している。
 
今回、本格導入に向けたステップとして、6月1日より、東京、神奈川、山梨、埼玉、長野を中心に、約1000か所のSSで販売するレギュラーガソリンを、バイオガソリンにする。バイオガソリン取り扱いSSの詳細については、確定次第、ホームページ等で広報するとしている。
 
販売するバイオガソリンは、バイオエタノールを原料として製造されたETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)を1%以上配合したレギュラーガソリンで、従来のレギュラーガソリンと同等の品質、価格(卸価格)を維持しながら、カーボンニュートラルとされるバイオマス燃料を使用することによるCO2削減効果がある、としている。

《宮崎壮人》

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