トヨタ自動車は31日、『コンフォート教習車』のプロペラシャフトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年1月21日 - 同年7月31日に製作された167台。
プロペラシャフトの製造工程で中間ジョイントのフランジ接合面に防錆油が付着しているものがあるため、クラッチの急な断続操作を繰り返すとフランジの締結ボルトが緩み、走行中に異音や振動が発生し、中間ジョイントのフランジが外れ走行不能となるおそれがある。
全車両、フランジ接合面の防錆油を除去し、締結ボルトを新品と交換して規定トルクで締め付ける。フランジの締結にゆるみがある場合は、プロペラシャフトを新品と交換する。
不具合発生件数は9件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。