いすゞ自動車は26日、『フォワード』の排気管に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年7月21日-2007年7月12日に製作された1万3799台。
排気管の取付け方法が不適切なため、排気管とDPFを組み付ける時に接合部の位置がずれているため、エンジン振動などで排気管蛇腹部に亀裂が生じ、漏れた排気ガスにより排気ブレーキホースに損傷を与えるおそれがあるとともに騒音が増大するおそれがある。
全車両、排気管の組み付け状態を点検し、接合部の位置が不適切な場合は、排気管取り付けブラケットと排気管蛇腹部を対策品に交換するとともに、排気ブレーキホースを新品と交換する。
不具合発生件数は6件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。