日本ミシュランタイヤは、サーキット競技用二輪オンロードラジアルタイヤ『パワー・ワン・コンペティション』を4月10日から全国で販売する。価格はオープン価格。
今回発売するパワー・ワン・コンペティションは、サーキットでラップタイムを削る速さを求めるライダーをターゲットに、ミシュランがこれまで二輪レースを通じて培ってきた技術を投入したサーキット競技用製品。
トレッド部のセンターとショルダーの2つのゾーンに異なるコンパウンドを使用する2コンパウンド・テクノロジー(2CT)の採用で、グリップと耐久性の両立を図った。
走りはじめてすぐにグリップ力を発揮できるよう、ウォームアップ特性が最適化した。内部構造も見直し、接地面積を最大化することで、ハードなブレーキング時とコーナー脱出時のスタビリティーを向上、ハイパワーバイクの要件に応えた。
プロファイルは、トレッドセンター部が尖った形状の競技用プロファイルが採用され、シャープな切り返しが容易なハンドリング特性となっている。また、バンク時の接地面積が増えたことで、コーナリング中のグリップが向上している。