【ジュネーブモーターショー09】ロータス エキシージS がフェイスリフト

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ロータスは3日、ジュネーブモーターショーで『エキシージS』の2010年モデルを発表した。エアロダイナミクスを向上させる外観の変更がおもな内容だ。

フロントは新デザインのバンパーを採用。左右に大型エアインテークが設けられ、ブレーキなどの冷却性を向上する。リアは大型スポイラーを装着。従来よりも181mmワイドで46mm高いアグレッシブな形状で、160km/h走行時に42kgのダウンフォースを獲得するという。

さらに、運転席と助手席エアバッグを標準化。新しいシフトアップインジケーターや改良版のイモビライザーも採用。米国仕様にはタイヤ空気圧モニターシステムが導入された。

エンジンは従来どおり、トヨタ製の「2ZZ-GE」型1.8リットル直4にスーパーチャージャーを追加したもので、最大出力は240ps。トランスミッションは6速MTで、0‐100km/h加速4.77秒、最高速233km/hの性能だ。欧州複合モード燃費は11.8km/リットル、CO2排出量は199g/kmと環境性能も良好である。

2010年モデルにも、レザー内装などを標準装備した「ツーリングパック」、ビルシュタイン製ダンパーなど足回りを強化した「スポーツパック」、AP製レーシングブレーキなどを採用したサーキット向けの「パフォーマンスパック」が設定される。

アグレッシブなルックスを実現したエキシージSの2010年モデル。2004年の発売以来、リアルスポーツカーとしての性能は、確実な進化を遂げている。

《森脇稔》

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