ホンダの新型ハイブリッドカー『インサイト』の乗り味は、5ナンバーサイズのガソリン車に近いとホンダ開発陣は語る。本田技術研究所四輪開発センター第4技術開発室の大島尚氏は「現行のトヨタ『プリウス』が独立モーターを2つ搭載して制御しているのに対し、ホンダはまずはエンジン主体で、エンジンにクランク直結のモーター1台が備わるかたちで、“乗り味はガソリン車、中身はハイブリッド”という方向でつくっている」と話す。また、ホンダ四輪統括部営業開発室の井口郁氏は「ある意味ハイブリッドカーらしくない、走る曲がる止まるという基本性能がしっかりしているクルマ。今までは『ハイブリッドだから』というところで我慢していた部分があったかもしれないが、インサイトは普通のガソリン車と同じドライブ感覚を楽しめる。ブレーキのフィーリング、ステアリングの切った感じ、加速感など、目隠しして乗ると普通のクルマと違和感がないぐらいだ。1.8リットル車なみのトルクがあって結果的に低燃費であるところ。そのあたりがプリウスとの決定的な差別ポイントだ」と自信を込めた。発表会に同席していたホンダ系販社のスタッフは「プリウスとインサイトを乗り比べてもらえれば違いがすぐにわかる」とも話していた。
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