GM、プラグインハイブリッド車の普及プランを発表

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GMは3日、官民一体のプラグインハイブリッド普及プランを発表した。これは2010年のシボレー『ボルト』市販に向けたもので、充電設備などインフラの整備がおもな内容だ。

ボルトは2008年9月のGM創立100周年記念式典で初公開。家庭用コンセントで充電できるプラグインハイブリッドカーで、蓄電容量16kWの大型リチウムイオンバッテリーを搭載。プラグを差し込んでおけば、240Vコンセントでは約3時間、120Vコンセントでは約8時間で充電が完了する。

フル充電時の最大航続距離は40マイル(約64km)。モーターは最大出力150ps、最大トルク37.7kgmを発生し、最高速度161km/hの実用性を確保する。バッテリー残量が少なくなると、発電用の1.4リットル直4エンジンが始動。ジェネレーターを回して、モーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電。航続距離は数百マイル伸びる。

ボルトの普及に際して、最大のネックとなるのが外出先での充電だ。そこでGMはワシントン、サンフランシスコの両市と協力。役所や市の関係機関、大学などの公共施設に充電機器を設置することになった。

サンフランシスコ市のゲビン・ニューサム市長は「プラグインハイブリッド車の発売に間に合うように、インフラの整備を早期に実現したい」とコメント。さらに、朝夕の渋滞時の優先レーン走行など、プラグインハイブリッド車に対して特権を与える考えも明らかにした。

すでに米国では、プラグインハイブリッド車の普及に向けた体制が整いつつある。2008年10月には連邦政府がプラグインハイブリッド車を購入した顧客に7500ドル(約67万円)の優遇税制を適用すると発表。11月には、カリフォルニア州のサンフランシスコ、サンノゼ、オークランドの3市が、プラグインハイブリッド車用のインフラ整備や特権導入プランを公表している。

GMはワシントン、サンフランシスコ以外の都市にも協力を呼びかけており、最終的には多くの都市でインフラ整備が進む可能性がある。GMにとっては、ボルトが命運を握るモデルとなるだけに、全社を挙げて普及に取り組む構えだ。
《森脇稔》

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