【カーエレ09】トプコンの“走る測量機”

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トプコン(東京都板橋区)は、「第1回国際カーエレクトロニクス技術展」(1月28 - 30日、東京ビッグサイト)で、車載型3D空間情報取得システム「IP-S2」を展示。

IP-S2は、より広範囲でより速く3Dデータ取得できることを目指し、走行するだけで道路周辺の3D形状情報を高速に取得できる“走る測量機”だ。

IP-S2本体は、GPSアンテナ、360度カメラ、外付けIMU(慣性計測装置)、レーザースキャナーなどで構成される。出力データはKML(GoogleEarth上で走行軌跡が表示できるフォーマット)、TPS(トプコンGNSSフォーマット)、CSV(汎用テキストフォーマット)の3種類。

同社はトヨタ『プリウス』に車載した例をパネルで紹介。プリウスのリヤホイールに装着された外付けエンコーダは、タイヤ回転数を正確・精密に計測し、GPSなどが利用できないエリアでの車両位置の計測精度維持に効果を発揮。さらに車両速度や外輪差なども正確に測定することができるという。

ある検索サイトで見られる道路画像の撮影にはこのようなシステムが適当と思われる。

《レスポンス編集部》

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