石油情報センターが発表した石油製品の店頭価格週次調査によると1月26日時点でのレギュラーガソリンの店頭平均価格は1リットル当たり107.4円となり、前の週と比べて0.8円上がった。値上がりは2週連続。
1月に入ってから原油価格が下げ止まったことなどから、石油元売各社はガソリンなどの卸価格を引き上げており、店頭小売り価格も上昇に転じている。都道府県別では全体的に値上がり傾向となったが、とくに埼玉では3.3円アップ、群馬は1.9円アップした。一方で、前の週に4.5円値上がりした沖縄は5.5円下落して98.1円となった。
ハイオクガソリンは0.8円アップの118.3円、軽油は0.2円アップの102.2円となった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、1月28日のレギュラーガソリンの全国平均価格は100.7円/リットル、ハイオクは111.9円/リットル、軽油は93.5円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。