【フェラーリ SP1】フェラーリによる正式な認可

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3つの条件

06年6月、平松はベースとなるクルマにミドシップエンジンの『F430』を選び、フィオラバンティに製作を依頼した。そして3か月後の9月にミラノでの打ち合わせの際、3つの条件を出した。

1番目はフェラーリの正式な認可を得ること。2番目は先進的デザインとし、エレガントでセクシーな造形とする。また性能よりスタイリングを優先させることを付け加えた。フィオラバンティも同じ想いであったため即座に合意した。そして直ちに平松はフェラーリの認可を得るため、モンテゼモロ会長に手紙を書き熱意を伝えたのであった。

間もなく会長から返事があり、研究部門のトップであるマッシモ・フマローラをプロジェクトリーダーとしてワンオフのオリジナルデザインのF430を作ることを正式に決定、ついては06年11月にマラネロのフェラーリ本社で第1回のミーティングを行う旨を伝えてきた。

いよいよ記念すべき約50年ぶり(フェラーリ社のコメントによる)のオーダーメード・フェラーリが製作に向けて動き出した。

-- 続く -- 夢を手に入れるための長い道のり

《荒川健》

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