トヨタ自動車は19日、レクサスのクロスオーバーである『RX』を全面改良して発表した。ガソリン車の『RX350』は同日から、ハイブリッドの『RX450h』は4月に発売する。
東京都江東区の地下駐車場に設置した「レクサスRXミュージアム」で行った発表会で、レクサス国内営業部の河本二郎部長は、今年のレクサスブランドの国内販売について「昨年レベルの2万6000台を目指したい」と表明した。
レクサスは2005年夏に国内市場に参入、06年、07年は3万台を超える販売を確保した。しかし、昨年は自動車市場の急速な冷え込みにより前年比25.5%減の2万5945台と、参入以来初のマイナスとなった。
足元の国内市場は回復の兆しが見えないものの、今年はハイブリッドシリーズが充実することもあり、同社は前年並みの確保を目標に掲げた。