日産ブースでは、NISMOが昨年9月より発売を開始した日産『GT-R』(R35)用オプション「NISMOクラブスポーツパッケージ」装着車が展示されていた。
クラブスポーツパッケージは、「NISSAN GT-R誕生の地」と呼ばれる仙台ハイランドレースウェイにおいて同スペックの標準車より1秒以上のタイムアップを目標性能として開発され、サーキットでの走行性能向上を図りつつ、サーキット前後の移動も十分考慮し、ハイウェイドライビングにおいても高いスポーツ性能を発揮する、日産自動車との共同開発によって生まれた商品。そのパーツ群のひとつである専用タイヤの開発は、ニスモ初の試みでもある。
同パッケージは、専用サスペンション・タイヤ・ホイールなどの「シャシーパッケージ」、「カーボンバケットシート」、「チタンエキゾーストシステム」がセットで価格は546万円となる。
同パッケージの特徴のひとつとして、部品の単品販売は行なわず、取り付けからアライメント調整などのセットアップまでをセットにして販売している点があげられる。
また、指定工場・スタッフによるセットアップで、日産の車両保証が継続される。クラブスポーツパッケージの部品保証は3年/6万kmとなる。
同社ブースでは上記パーツが単品で出品され、展示車両は「Black Edition」がベースとなっていた。