11月26日から販売開始となったスズキの新型軽自動車『アルト ラパン』。どれだけ車内スペースがあるのか、180cm+・90kg+の巨漢記者が前席に乗り込んでみた。
助手席は、センターコンソールが運転席スペースを優先するために左寄りにオフセットされていて、記者のような体格だと特にヒザ周りが少しきつい。ただし、インパネが比較的前(乗員側)にせり出ているので、ちょうどセンターコンソールの側面に右ヒザやスネの側面を押し当てられ、角が当たって痛いということはない。
ただし、足下はどうも落ち着かない。左フロントのタイヤハウスの影響が意外と大きく、フットボックスの奥まで足先を突っ込もうとすると、行儀よく足を揃える必要があり、男性にはきつい感じだ。かといってあまりシートを後退させすぎると、センターコンソールの角に右ヒザやスネの側面が当たるようになってくる。どうやら女性、もしくは小柄な体格の人が乗るのがよさそうだ。
ドア側面のアームレストに関しては問題ない。運転席・助手席間のアームレストに関しては、ひとり分のサイズしかないので、助手席専用という感じだ。なお、運転席・助手席間はスルーしやすいように段差が少なく、ベンチシートとなっている。