【デトロイトモーターショー09】BMW Z4 新型、待望のデビュー

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BMWは14日、新型『Z4ロードスター』の写真を公開した。2代目モデルは、初代のソフトトップから全天候型の電動メタルルーフに進化。高級ロードスターの資質を大幅に引き上げて登場した。

注目の電動メタルルーフは軽量なアルミ製で、2分割されてトランクに収納される。トップの開閉はスイッチひとつで、開閉にかかる時間はわずか20秒。クーペとオープンが簡単に切り替えられるのは、新型の大きな魅力だ。

外観は初代と同様に、直6エンジンを車体中央寄りに搭載するため、ロングノーズの古典的スポーツカースタイルを採用。しかし、フロントのキドニーグリルはワイド化され、ヘッドランプも『3シリーズ』のようにシャープなデザインが与えられている。

また、サイドではリアフェンダーのボリュームがアップし、後輪駆動である点がいっそう強調された。リアは横長デザインのテールランプを採用。初代の特徴だったトランク中央の盛り上がりは、かなり抑えられている。

ボディサイズは全長4239×全幅1790×全高1291mm。初代よりも139mm長く、10mmワイドで6mm背が高い。2496mmのホイールベースは共通だ。

グレード名には「sドライブ」が付く。これは4WDの『X6』や『X5』の「xドライブ」に対して、新世代のFR駆動を提案する意味で名づけられた。コアとなる技術は電気機械式ディファレンシャルで、さらにダイレクトなハンドリングを実現しているという。

エンジンはストレート6のみで、「sドライブ30i」が3.0リットル直6(255ps、30.4kgm)、「sドライブ35i」が3.0リットル直6直噴ツインターボ(300ps、41.5kgm)を搭載。欧州向けには2.5リットル直6の「sドライブ23i」も用意される。

ミッションはsドライブ30iが6速MTと6速AT。sドライブ35iは6速MTと7速ATだ。0-100km/h加速は、sドライブ30iが5.9秒、sドライブ35iが5.3秒。最高速度はどちらも240km/hと公表された。

前後重量配分は49対51と理想的なバランスを実現。タイヤは17インチのランフラットが標準だ。スイッチ操作で3モードのサスペンションセッティングが選べる「ダイナミックドライブコントロール」も採用された。

インテリアは初代では左右一体のフラットなダッシュボードデザインが特徴だったが、新型は左右独立タイプに変更。インパネ中央には空調などのダイヤルを4連で並べ、クラシカルなイメージを演出した。

また、シフトノブの手前には「iドライブ」の操作スイッチをレイアウト。AT車のステアリングホイールにはパドルシフトが装着される。ナビゲーションのモニターはさらにワイド化されている。

新型Z4ロードスターは2009年1月のデトロイトモーターショーで正式公開。欧米では2009年5月から販売がスタートする予定だ。

《森脇稔》

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