「フィアット専門」ラジオ泥棒逮捕---売れたら売れたで

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イタリア・トリノで11日、フィアットの新車デポーなどからオーディオやカーナビを盗んで売り捌いていたグループ5人が逮捕された。

軍警察によると、メンバーの中の陸送トレーラー運転手が仕事でフィアットの新車デポーに入構した際に、プントなど保管車両からナビゲーション付きを含めオーディオを取り外していた。

犯行は約1年前から繰り返され、盗んだ品はメンバーの妻らがインターネットを通じて約200 - 500ユーロ(約2万4000 - 6万円)で販売していた。また彼らの共犯容疑者として、展示車両からオーディオを盗んでいた地元大手フィアット・ディーラーの従業員も逮捕された。

欧州車の多くのモデル同様、イタリア仕様のフィアット車に装着されているオーディオ本体は盗難防止のため、専用工具を四隅の穴に入れないと車両から外せない。今回の窃盗グループはその工具を使って、車両から取り外していた。また近年のフィアット車は、日本車のようにセンターコンソールと一体形状になったオーディオ/カーナビゲーション装着車も増えてきたが、窃盗グループはそうしたタイプも巧みに取り外しては販売していた。

事件は軍警察が仕掛けた、盗品を運ぶ現場を撮影した隠しカメラ映像が証拠となった。被害額は総額で20万ユーロ(約2400万円)に及ぶとみられている。ちなみに容疑者らは、トリノ市内でバール(イタリア式喫茶店)の開業資金に充てるつもりだったという。

いずれにせよ、フィアット・ユーザーが多いイタリアだからこそ成り立っていた犯罪といえる。過去には悲願だった国内マーケットシェア30%台をここのところ維持してきたフィアット・グループだが、こんな困った“波及効果”も生んでいる。
《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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