マツダは4日、『アクセラ』のクラッチダイヤフラムスプリングに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2003年9月4日 - 2006年4月29日に製作されたMT車6022台。
クラッチディスクをフライホイールに押しつけるためのクラッチダイヤフラムスプリングの作動ストロークの設定が不適切なため、冷間時にクラッチペダルを一杯に踏み込んだ際、クラッチダイヤフラムスプリングに過大な力が加わって破損し、クラッチが切れなくなり、シフト操作ができなくなるおそれがある。
全車両、クラッチダイヤフラムスプリングの作動ストロークを規制するためのシムをクラッチマスターシリンダーに追加する。不具合発生件数は76件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。