自動車各社が2日発表した11月の米国新車販売速報によると、トヨタ自動車など日本大手3社はいずれも前年同月比で3割以上の大幅な落ち込みとなった。
トヨタは33.9%減の13万307台で、昨年12月から丸1年連続して減少した。主力の『カムリ』は29%減少、ハイブリッドの『プリウス』も48%のマイナスとなった。
ホンダは31.6%減の7万6233台だった。同社もこれまで比較的順調だった『シビック』が、同月は30%のマイナスとなっている。日産は42.2%減の4万6605台と、3社では最も大きな落ち込みとなった。総市場は36.7%減と今年最悪であり、年率換算は1018万台で28年ぶりの低水準になった。