ルノーと日産自動車は、米国オレゴン州での電気自動車(EV)の充電網を整備や、ゼロ・エミッションモビリティを推進するため、オレゴン州政府と新たなパートナーシップを結ぶと発表した。
このパートナーシップには、同州の電力会社であるポートランド・ジェネラル・エレクトリック社(PGE)も参加、州政府とともに利用しやすく信頼性の高い充電施設網を整備する。
日産は、このパートナーシップの一環として、オレゴン州にEVを供給し、充電網の普及計画の策定のために同州と協力する。
一方、オレゴン州は、同州運輸局と連携し、充電スタンドの仕様を開発し、地方都市政府や電力会社などの団体が利用するサプライヤーとの合意に向けた話し合いを行い、EV充電網の設置、運営、管理を進める。
ルノーと日産は、すでにイスラエル、デンマーク、ポルトガル、神奈川県、フランス電力公社「EDF」と協力し、EVに関するイニシアティブを開始している。米国では、テネシー州、テネシー川流域開発公社などの諸団体と、テネシー州中部におけるゼロ・エミッションモビリティー推進のためパートナーシップを締結している。