【ダカール09】豊田通商など開発のバイオディーゼル燃料が採用

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【ダカール09】豊田通商など開発のバイオディーゼル燃料が採用
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豊田通商、豊田ケミカルエンジニアリング、太田油脂、若松の4社が共同で開発したBDF(バイオディーゼル燃料)製造プロセスで製造したBDFが、「ダカールラリー2009」の競技車両用燃料に採用された。

BDFは環境対応型の軽油代替燃料として、欧州を中心に普及してきており、最近では環境問題や地球温暖化対策への意識の高まりに加え、エネルギーセキュリティーの観点から、世界的に需要が高まることが予想されている。
 
BDFは、植物が成長過程でCO2を吸収するというカーボンニュートラルの考え方により、使用時のCO2排出量はゼロとなる。また、4社が開発したプロセスでは、水を使わない方法であるため、インフラが整備されていない場所でも設置できる、排水を含め廃棄物を出さない、または再利用する。そしてシンプルな設備構成の省エネルギー型の装置であること、などからシステム自体も環境に配慮している。
 
4社は今後、国内外での地産地消型ビジネスモデルの検討を進める。

《レスポンス編集部》

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