【アウディ A4 試乗】もっとも疲れない車…松任谷正隆

試乗記 国産車
【アウディ A4 試乗】もっとも疲れない車…松任谷正隆
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アウディA4は競合他車と見比べる時に、比較的地味に感じる。それをどう受け取るかが最初のハードルになるだろう。

控えめでいい、と思った人のために話を進めると、ドアの開閉音をはじめとした作りが競合他車よりも緻密に感じられるはずだ。

走り出すと、どのモデルも重心が低く、硬めでごつごつ感はあるものの、非常にバランスに優れている事に気付く。

ステアリングは軽めで、しかし路面状況をよく伝え、どんな速度域でも、どんな天候でもリラックスさせてくれる。精神的な疲れまで含めると、もっとも疲れない車の一台であると考えられる。ボディは大きくなったとはいえ、運転している限り非常にコンパクトに感じられるのには驚いた。

これならどんな小道にも入っていけるだろう。饒舌ではないが、主人の足として最後の最後まで仕える車、というイメージが残った。

ちなみに1.8TFSIで東京、河口湖をかなりのスピードで往復したが燃料計の針は半分も減らなかった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

松任谷正隆|音楽プロデューサー、JAJ会員
1951年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。20歳頃からプロとしてスタジオプレイヤー活動を開始し、73年細野晴臣、鈴木茂らとグループ「キャラメル・ママ」を結成。解散後、「ティン・パン・アレー」を経て数多くのセッションに参加。松任谷由実をはじめ、松田聖子、吉田拓郎、ゆず、など多くのアーティストの編曲、プロデュースを手がけている。1986年より「カーグラフィックTV」のキャスターを務め、音楽とともにモータージャーナリストの道も歩み始める。著書に『職権乱用』『マンタの天ぷら』『僕の散財日記』など。

《松任谷正隆》

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