ブリヂストンが発表した2008年1-9月期(第1-3四半期)決算は、売上高が前年同期比1.3%増の2兆4997億円、営業利益が同26.8%減の1191億円と増収減益となった。
タイヤ部門は、欧米で乗用車用が低迷したものの、値上げを繰り返したことや、日本や大型建設車両用タイヤ、ランフラットタイヤなどの戦略商品の販売は順調だったことなどから増収となった。多角化部門の売上げは、ほぼ横ばいだった。
損益では原材料価格高騰などの影響が大きく大幅減益となった。経常利益は同36.9%減の890億円、当期純利益は同39.9%減の494億円と減益だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。