オークネットは、10月に開催したバイクオークションの月間出品台数が1万1838台となり、新記録を達成したと発表した。
10月のバイクオークションは5回開催したが、10月16日開催の「秋のビッグチャレンジ記念オークション」を中心に、出品台数は好調に推移した。月間出品台数合計は、今年7月の1万1045台を上回る1万1838台に達して月間出品台数記録を塗り替えた。
10月は、夏場の需要期を終えて一段落し、冬場に向けての準備に入る時期で、全体的に相場変化の大きい月となる。特に、今年は急激な円高や経済状況の大きな変化が重なり、敏感な相場形勢となっている。
こうした中、第3週のイベントオークションでは、全国の会員店が出品を増やし、1開催の出品台数としては過去2番目となる3840台を記録した。出品店件数は540社を数え、過去最高だった。
また、10月は5回開催したうち、3回は2000台を上回るなど、活況あるオークションが続いた。
同社のバイクオークションは、今年度9万8000台、前年比6.5%増の目標を立てているが、10月終了の累計では目標を上回る実績で推移している。