ポルシェAGとエネルギー企業大手のエーオンAGは、ベルリン工科大学の博士課程奨学制度を5年間にわたって支援すると発表した。
職業としてのエンジニアリングのイメージの向上を図り、より多くの女性がこの分野に進むことを促すのが狙い。
奨学制度はポルシェとエーオンの出資によるもので「大学とメディアによるテクノロジーコミュニケーションにおける機会均等」は、エンジニアリング分野の研究と、この分野の職業としてのイメージの向上を目指す。
奨学制度の導入にあたって、大学側で特に重視するのがエンターテインメントメディアの持つ潜在的可能性で、職業としてのエンジニアリングのイメージの向上に活用していく。技術や科学の分野で女性の果たす役割をモデルとして提案したり、指導する側が新たな手法を採り入れてエンジニアリング教育の魅力と質の向上を図り、多くの女性にこれらの研究分野へ進むことを促していく。
新たな奨学制度の募集は2008年11月から始める予定。