新日本石油と東京ガスが出資する川崎天然ガス発電は、川崎天然ガス発電所(神奈川県川崎市)で2号機が完成、10月1日から営業運転を開始したと発表した。
川崎天然ガス発電では、特定規模電気事業者等への電力の供給を目的に、川崎天然ガス発電所に2基の発電機を建設するプロジェクトを進めてきた。今年4月に1号機の運転を開始しており、今回2号機の完成でプロジェクトで計画していた全ての設備が稼働することになる。
川崎天然ガス発電は、天然ガスというクリーンエネルギーを利用し、環境に優しい電力を供給するとともに、最高効率57.65%(低位発熱量基準・発電端)の省エネルギー性に優れたガスコンバインドサイクルを採用し、効率的なエネルギーを供給するとしている。
新日本石油と東京ガスは、川崎天然ガス発電を特定規模電気事業用電源の柱とし、電力事業を推進する。