フォルクスワーゲングループジャパンは26日、ベントレー『コンチネンタルGT』、「コンチネンタルGTスピード」、「コンチネンタル・フライングスパー」、「コンチネンタルGTC」4車種の燃料フィルタに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年1月26日 - 2008年3月29日に製作された1360台。
(1)燃料フィルタの防錆処理が不適切なため道路凍結防止剤によりフィルタが腐食し、燃料が漏れるおそれがある。
(2)改良された燃料フィルタが取り付けられた車両で、燃料フィルタの取り付けバンドの止め具位置に不適切なものがあるため、フィルタの表面処理に損傷を与え、道路凍結防止剤による腐食が発生し、燃料が漏れるおそれがある。
(1)については全車両、燃料フィルタを対策品と交換する。(2)については全車両、取り付けバンドの位置を確認し、不適切なものは取付位置を改善するとともに、燃料フィルタを新品と交換する。
不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。