【GARMIN Colorado300インプレ その3】オプション地図を使えば カーナビとしても実力十分

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車載用キットをオプションで用意

コロラド300には新機能として地図表示に自動車モードが追加された。そこで別売の車載キットを使ってダッシュボードにコロラド300を固定。カーナビとして使ってみた。

自動車モードでは地図表示が3Dで遠くを見渡せる、いわゆるバードビューとなる。つまりカーナビで見慣れたあの表示が可能なのだ。さらにルート検索では時間優先、距離優先を選べるほか、有料道路を回避する設定なども可能。このあたりはカーナビと比較してもまったく遜色はない。

◆別売りの地図をインストールすればPNDと同様の使い勝手

実際に使ってみると、相変わらずの位置精度の正確さが印象的。車載用のポータブルナビにも引けを取らないどころか、それ以上といって差し支えない。曲がる交差点に近づくと最初に短い電子音、次に長い電子音で知らせてくれて、交差点の拡大図も表示される。ルート設定も合格といえるレベルで、試した範囲では明らかにおかしなルートはなかった。ガーミンは車載用ポータブルナビも発売しているだけにこのあたりは手堅い感じだ。

ルート案内の表示は道路より太い矢印が曲がる方向を示すというガーミン独特のもの。初めて見ると違和感があるが、慣れるとこの表示は非常に分かりやすい。小さなディスプレイで最大の視認性を追求した表示方法だ。

カーナビ用途で重要な目的地の検索は地図ソフトに依存し、シティナビゲーターをインストールした場合、電話番号の登録件数は800万件。これは個人宅を含まないデータとしては主要なカーナビのデータ数とほとんど同じだ。もちろんジャンル検索や住所検索もできる。

このようにカーナビとして使ってもその実力はなかなかのものだ。唯一の弱点は音声がないことで、電子音だけでは左右どちらに曲がればいいか分からないので、必ずディスプレイを見る必要がある。この点と別売の地図が必須となることだけを納得すれば、カーナビとして使ってもまったく問題なく、車載用ポータブルナビと同等の実力といえる。

《山田正昭》

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