ブリヂストンは、ペルー国内に建設車両用タイヤの販売会社「ブリヂストン・オフ・ザ・ロード・タイヤ・ペルー エスエーシー」を設立、9月1日に事務所の開所式を行った。
中南米では、ペルーをはじめチリやメキシコなど数多くの鉱山が存在していることから、同社ではチリに建設車両用タイヤを専門に取り扱う販売会社を設置して、中南米の顧客に販売・サービスを展開してきた。
ペルー市場は鉱山事業の大型投資案件が続いていることから、建設車両用タイヤ販売の重要市場と位置づけている。
同社では、2009年から新たに稼働する北九州工場での、大型・超大型建設車両用ラジアルタイヤの増産を踏まえて、今回販売・サービス体制を強化するため、ペルーに販売会社を設立した。
同社グループは、建設車両用タイヤを提供するとともに、厳しい使用条件に対応するため、使用条件や車両特性を分析した上で適切なタイヤを顧客に提供するほか、現場での修理対応、タイヤの使い方や管理方法を提案するコンサルティング活動を行うなど、総合的なビジネスモデルの構築を進めている。