ヤマハ発動機は3日、原付2輪車の『ビーノ XC50』、『VOX XF50』の原動機に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2006年1月23日 - 2007年1月4日に製作された3万0291台。
エンジンのコネクティングロッドの製造時の熱処理方法が不適切なため、コネクティングロッドの強度が不足しているものがあり、コネクティングロッドが破損し、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。
全車両、良品のコネクティングロッドが組み込まれたクランクシャフト一式と交換する。
不具合発生件数は18件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。